Anciaのドロップアクションとは、簡単にいうとドロップターゲットの表示です。リンクやテキストをドラッグすると、ボタンが表示されるので、直感的に行ないたいボタンへドロップします。

設定ファイルは、resourceのdrop_link.json(リンクの場合)、drop_text.json(テキストの場合)です。ボタンは、設定ファイルでdropdownがあると階層構造になります。アプリでは、階層構造の深さに制限は設けていません。dropdownとしてもdropdownボタンにドロップ可能です。

ボタンは、

  • スクリプト(script)
  • 検索(search)
    が登録できます。アクションをスクリプトで書かなければならないことが面倒ですが、アプリでアクションを実装するときりがないので、その様にしました。逆にスクリプトが実行できるので、ActiveXObject等でインスタンスを作成し、ダウンローダを起動するなども簡単に出来ます。

    ドロップアクションは、単なるOleDragDropのイベント契機に表示しているので、他のアプリからのドラッグなどでも表示できます。たとえば、こんなことが可能です。

  • 他のブラウザからドラッグされたリンクを新しいタブで開く
  • 他のブラウザからドラッグされたリンクをクリップボードにコピー
  • Wordや秀丸からドロップされたテキストでGoogle検索し、ハイライト
  • Anciaのリンクバーからドラッグされたボタンをバッググラウンドタブで開く
    ・・・など、スクリプトなのでアクションは自由です。