ウェブブラウザ開発ブログ
 
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Ancia Chrome Ver0.5.2 リリース

更新内容 Ancia Chrome Version 0.5.2 ダウンロード Ancia Chrome Ver0.5.2 をリリースしています。更新内容は次の通りとなります。 更新内容 add rendererプロセスがcrashした際、Google Chromeと同等のCrash表示を行うように Google Chromeと同様のCrash時のタブ表示をサポートしています。再読み込みボタンによりCrashしたページを再度表示することができます。 fix Twitterの動画が再生できなくなっていたのを修正 fix Instagramの動画再生でclickが反応しないため、Instagramはautoplayにより再生するように TwitterやInstagramで動画が再生できない現象が再発したため、再生できるよう対応しています。Instagramでは、動画のクリック判定がどうしても行われないため、Instagramだけは自動再生が行われます(現状での仕様)。 動画再生で、コントロール表示ができるものは表示するようにしています。 fix Flash上など、特定の場合でメニューが表示されないのを修正 ニコニコ動画や生放送でのコメントなど、Flash上でのメニューが出ない問題に対応しています。 Flash上に限らず、メニューが出ない部分は出るようになったと思います。 fix 稀にメニューの項目が選択できない、マウスジェスチャでボタンが選択できないの問題部分が特定でき、現象の解決 マウスジェスチャやブラウザのメニュー項目が選択できない現象が稀に発生し今まで原因が不明でした。 今回原因が特定でき、項目が選択できない等の問題は発生しないと思います。 fix Popupから新しいタブを開くとcrashするのを修正 報告ありがとうございます ポップウインドウからリンクを新規で開くとクラッシュしていた問題に対応しています。 mod ソースの表示では、view-sourceプロトコルハンドラを使用するように 今までは、IEのHTMLエディタでソースを開いていましたが、 本バージョンよりview-sourceプロトコルによりソースを表示します。 残念ながら仕様となりHTMLエディタで開くオプション設定を追加する予定はしばらくありません。 mod Ancia1.9.118までの更新を反映(全てではありません) Windows7でアプリケーションアイコンのリソースリークなど Ancia での更新内容を反映しています。 mod blink版Chrome/49.0.2623.110に更新 現時点で Google Chrome 最新安定板 49.0.2623.110 にBlinkのバージョンを更新しています。 Google Chrome の最新の更新内容はChrome Releases: Stable Channel Update から確認できます。
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Ancia でのSkinのご紹介

Ancia用のタブスキンを作成いただいたため、ご紹介させていただきます。作成ありがとうございます。 タブスキンのご紹介 作者:g13131gさん ダウンロードはこちらより行えます(g13131gさんより編集・改変は許可なく自由にしていただいて構わないとのことです)。 ダウンロード: ancia_tabskin_pack.zip skin/default/ui配下に上書きして使用できます。 標準のスキンよりactiveなタブが強調表示されるスキンとなっています。 DPIの違いも考慮されており、各画像サイズが用意され高DPIでも使用できるものです。 詳しいスキン説明についてはこちらをご覧いただければと思います。 Anciaソフトウェアフォーラム • トピック - タブスキン修正・派生版 Anciaソフトウェアフォーラム • トピック - タブスキン紹介
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Ancia Ver1.9.118 のリリース内容

Ancia Ver1.9.118をリリースしています。更新内容は、次の通りとなります。 更新内容 fix Windows7などでミキサーの表示でアプリアイコンが異常に大きいのを修正 fix アプリアイコンの処理でリソースリークしているのを修正 報告をいただきました通り、下のようにWindows7での音量ミキサーアイコンが256サイズで表示されてしまい、音量ミキサーの操作も行えない問題が修正されています。 この問題の修正のおかげでアイコンの設定でリソースリークが見つかり、Windows7以外の環境でもリソースリークが解消されています。 報告ありがとうございました。 fix セキュリティー設定でscriptが無効だとlocalhomeなどが正常でないのを修正 Trident動作安定の対応で、新規タブ表示などでscriptが実行できない場合がありました。報告ありがとうございました。 fix 強大なtextだけのページをopenすると、textlinkの処理に時間がかかりすぎるのを修正 非常にサイズが大きいHTMLではなくTextのページで、Textからリンクを作成する処理に異常に時間がかかり、 固まったようになる問題を対応しています。 報告ありがとうございました。 巨大なTextページを開くと分かるのですが、徐々にTextLinkを生成していく動作になっています。 この動作はTextページだけでなく、通常のHTMLページでも有効です。通常は100ミリ秒もかからないTextLinkの処理ですが、 この修正のおかげでHTMLページでTextLinkに時間がかかる場合でも固まることなくLink化を行います。 ハイライト、インライン検索でもこの対応を行う予定です。 mod GMailでURLが複数開かない状態でのTrident安定動作化 GMailでLinkを開く際多重にタブが開かない状態で、Trident動作を安定化する対応を入れてります。 もしタブが多重に開かれるサイトがあればForumまで報告していただけると幸いです。 mod タブを強制終了したときなどブラウザプロセスが終了しない場合、30秒後に強制的に終了するように Tridentでタブが固まり強制終了すると、プロセスがゾンビ化し終了しない状況が発生することがあります。 タブが固まったときで強制終了し、ゾンビ化したプロセスを見てみると、Flash関係のスレッドが多量に存在するということがありました。 アプリケーションでは、強制終了したタブでTrident側がどのようなスレッドを生成しているかなど動作を把握することは困難です。 そのため、強制終了した際は、正常終了は無理な状況となり、タブをすべて閉じたとき、強制終了した/しないに 関わらずプロセスが30秒で終了しない場合は、強制的に終了するようにしています。 現状ではマルチプロセスとマルチスレッド(ブラウザプロセス生成)で有効で、今後シングルスレッド・マルチスレッドでも有効にする予定です。 mod お気に入りメニューでアプリケーションアイコンなどを表示すると表示に時間がかかるため、URLアイテムのみfavicon表示をする仕様に mod タブリストの保存で、保存チェックを行いやすいように(check部分以外でもcheck状態toggleを可能に) mod タブリストのサイドバー、ツールバーでfaviconを表示するように mod リンクのAタグコピーscriptでAタグを小文字に 他は軽い更新を行っています。 お気に入りメニューでのアイコン表示は、アプリケーションなど特定のアイコンの表示に時間がかかるため、URLアイテムのみFaviconを表示するようにしています。 Faviconはアプリケーションで取得に成功したFaviconを使用します。Faviconが出ない場合は、ページアクセスを行ってみてください。 ダウンロードと更新一覧 ダウンロードはこちらより行えます。Ancia1.9.118.zip 更新一覧はこちらとなります。更新一覧 ブログリニューアルなど ブログは今までデータベースを使用するなど動作環境を選ぶもの、また定期的なバージョンアップが必要なものを使用してきましたが、 管理を単純にするため、セキュリティ的に安心なstaticなものに移行しました。 コメントはForumがあるため、受け付けることはやめることにしました。 今までいただいたコメントは凍結状態として表示するようにしています。コメント表示はDISQUSを使用しています。 DISQUSへのインポートに時間がかかるかもしれません。 今までブログにリリース内容を書くことを行ってきませんでしたが、これからはできる限りブログに更新内容を書いていこうと思います。
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Windows Update後にFlashが原因でCrashする(1/4 対処法追記)

Flashのsecurity updateで20.0.0.267が公開されましたが、IEコンポだとCrashする現象が出ています。 Adobe Flash Player 20.0.0.270 - 脳脂肪のパクリメモ http://d.hatena.ne.jp/noushibou/20160102/1451724506 Crashが対応された20.0.0.270は、下からインストーラがダウンロードできます(Windows7)。 Adobe Flash Playerの配布 | Adobe http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/distribution3.html Windows10、8.1の場合インストーラからでは更新できず、Windows Updateでの更新を待つことになります。 Adobe Flash Player 20.0.0.270 Update on 02 Jan. 2016 | Volitional Engineering http://winveg.com/win/adobe-flash-player-20-0-0-270-02-jan-2016/ 1⁄4 追記 フォーラムでLOCOさんより対処法を教えていただきました。ありがとうございます。 http://kuku.neko2.net/?num=3246
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高解像度 HiDPI(Per-Monitor) に対応

更新履歴 Download 1.9.109から高解像度HiDPI(Per Monitor)に対応しています。国産Tridentブラウザで、Per Monitorに対応をしているのは初ではないでしょうか。HiHPI対応で、dpiを96で使用している場合は特に表示に違いは出ません。dpiが120以上(テキストのサイズが125%など)の場合で表示に違いが出ます。 1.9.109以降では鮮明に表示されますが、1.9.108まではOSが表示を拡大するため、ページ部分など全体的にぼやけた表示になります。記事topの画像はdpiが120の場合のものです(鮮明に表示されるHiDPI対応と鮮明に表示されないの画面スクリーンショット)。 AnciaでのHiDPI対応は、Per-Monitor Awareですが、異なるdpiのMonitorにWindowを移動したとき、アイコンサイズはMonitorのdpiに応じた表示に変化するまでは対応していません。Internet Explorerも同様の動作のようです。異なるdpiのMonitorに移動したときアイコンサイズまでdpiに合わせることになると、Faviconやファイルのアイコンをサイズに従い再度取得することになるため、負荷が非常に大きいです。ツールバーのアイコンだけならそれほどの負荷もなくdpiに応じたサイズに切り替えられるでしょう。 Internet Explorerの場合だと、サイドバーのアイテムアイコンなどは、シェルのイメージリストを使用しているようなので、シェルのイメージリストがMonitor単位のサイズではなくSystem DPIに応じた固定サイズになることから、そもそもHiDPI(Per Monitor)でサイドバーアイコンサイズは切り替えられないのだと思います。 Per-Monitor Awareである新しいブラウザEdgeはその点を考慮し、IEのお気に入り(ファイルシステムやDPIによりサイズが固定になるシェルイメージリストなど)は使用せず、直にブックマークを持っているのではないでしょうか。
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IEDiagnosticsAdapterを使ってみる

Microsoft/IEDiagnosticsAdapterで公開されているIEDiagnosticsAdapterを使用してみたメモです。installingに従えば、特にエラーもなく動かすことができました。下は、その手順です。 1.Download 32bitのとき x86、64bitのとき x64をDownloadして適当な場所に解凍します。32bit/64bitは、動いているIEのプロセスに合わせます。OSが64bitであっても、IEのエンジン部分が32bitで動いているとき、32bit側を使用します。IEのデフォルト設定なら32bitでブラウザプロセスが動くため、32bit側をDownloadすることになります。 2.解凍したファイルのIEDiagnosticsAdapter.exeを実行する 64bitの場合は注意が必要で、拡張保護モードの関係で、実行前にアクセス制御リストを変更するコマンドが必要です。”ALL APPLICATION PACKAGES”は、Windows7で存在しないため、windows7 64bitでは、IEDiagnosticsAdapterを動かすことはできないと思います(icaclsなしでWindows7の64bitを動かすとIE側がcrash)。 実行するコマンド(RXは読み出し実行の意味): icacls proxy.dll /grant “ALL APPLICATION PACKAGES”:(RX) 3.IEを起動する 2と3は順序が逆でも大丈夫でした。 4.Chromeで、localhost:9222を開く Chromeで、http://localhost:9222を開きます。開くと、IEと、IEコンポも一覧で出てきます。 5. localhost:9222の一覧から対象を選ぶ 対象を選び、エラーがなければ、IEDiagnosticsAdapter.exe側に、 が表示されます。Chrome側はdevtoolの表示になります。 使ってみた感じだと、 ・consoleは動かない。 ・要素の変更も動かない。 ・要素の中身の表示と選択要素のハイライトは動く。 ・ElementsとSourcesぐらいしか表示できない(Sourcesでsave asは動かなかった、中身は表示される)。 ・IEコンポも認識される といったところでした。 IEコンポを認識するのは、プロセスに関係なく”Internet Explorer_Server”のwindow classをすべて列挙しているからみたいです。 Microsoft/IEDiagnosticsAdapterの中身を見ると、JsRTというものを使用しています。 JavaScript - JsRT を Windows アプリに組み込む - Qiita Jsonのパーサに使えるかもしれません。
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ハイライト、インライン検索で最新の状態に更新

更新履歴 Download 1.9.101で、ハイライト・インライン検索を最新の状態に更新可能にしています。Twitter検索など、自動でコンテンツが追加されていくページなどは、アプリでハイライトを更新するのが残念ながら難しいです。最新に更新するボタンで、コンテンツが更新されても、ハイライト・インライン検索を行うことができます。ハイライト・インライン検索の最新の状態に更新では、キーワードの選択状態も維持します。 1.9.101ではハイライトが行われないページ対策でタイミングの調整も行っていますが、まだgoogle検索3ページ目などでハイライトが行われない場合があり、また調整予定です。
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