ウェブブラウザ開発ブログ
 
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IE9メモリ問題とIE9環境でのマルチプロセス推奨について

更新履歴 download 1.2.3を出しています。正式版はもう少し後になりそうです。IE9のメモリ問題について書きます。 IE9のメモリ問題で、Flashで!が出るという現象、これがIE9で出るかを調べてみました。 関連ツイート1:http://twitter.com/#!/kurimoto_y/status/111826171842396161 関連ツイート2:http://twitter.com/#!/kurimoto_y/status/111827188340375552 結果、IE9でも出ます。 ● 出し方のコツ IE9はメモリ使用量が700Mを超えると、新規タブで新規プロセスを作る動作のようです。 タスクマネージャでIEプロセスのメモリ700Mを超えたあたりで、新規タブを開かず、Flashが多く貼っているページ、例えばYoutube埋め込みをどんどん再生していけば1Gを超えたぐらいで!が出ると思います。 IE9で出るということは、現状IE9でも直せない問題だと判断して、アプリで対応するのは難しいと思います。またIE9が700Mあたりで新規プロセスを作成するあたりが、Tridentで1プロセスで使用できるメモリに限界があるように見えます(このあたりでもうIEコンポーネントはマルチプロセス前提になっているかもしれません)。 上のことから、IE9環境では、シングルスレッド/マルチスレッドではなく、Anciaをマルチプロセスで使用することを推奨します。マルチプロセスで、シングルスレッド/マルチスレッドとの動作の違いは、セッションが継続する/しないかになります。マルチプロセスでも、同じタブグループ内ならセッションは継続します。 ただ、Anciaのマルチプロセスでのセッション継続は、タブグループが1つのプロセスであり、タブグループの各タブをそのプロセス内のスレッドで動かしているだけです。そのため、タブグループ内のタブ数が多くなり、長時間使用しプロセスのメモリサイズが多くなるとFlashの!問題は出やすくなります。それでもシングルスレッド/マルチスレッドに比べると、発生頻度は低くなります。 自分は、マルチプロセスで使用しています。
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1.1.9で起動時落ちる現象の回避について

更新履歴 download 1.1.9を出していますが、jumplistの構築にバグがあり表示名のないjumplistのスクリプト項目があると、起動時に落ちてしまいます。 jumplistを変更していないときは落ちませんが、変更しているときは、setting\customize\jumplist.jsonを ajumplist.json などにrenameすれば回避できます。このバグは1.2.0で直ります。 1.1.9では起動時のタブ再現などで、複数タブの読み込み処理をいちどに読み込まず、順々に読み込むようにしています。この設定はオプション設定の「全般」「タブ読み込みスタイル」で変更できます。ただ、「アクティブ時読み込み - loadingActive」にした場合、非activeタブの読み込みがloadingのままでページが分からない、ということがありこれは何とかしたいです。
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BHOとタブグループ機能

更新履歴 download Ver1.0.0からBHOとタブグループ機能を追加しています。 マルチプロセスでは、同じタブグループの中では、セッションが継続できます(別のタブ、タブグループとセッションは共有しない)。マルチプロセスでのセッション共有は難しいので、タブグループ内ではセッションが継続できるという対応にしています。タブグループ対応でタブスキンのデザインかなり変えています。ホイールクリックか、ナビゲートロックで新規タブを開くと同じタブグループで開きます。 BHOは、たとえば、Orbit Downloaderというのがありますが、こういうのが動作します(もともとBHOはIE用なので全て動作するわけではありません)。 上は、http://www.orbitdownloader.com/jp/Use-as-YouTube-Downloader.htm で試したもので、動いていることが分かります。 Ver1.1.0で正式版を出す予定でしたが、タブグループをつけたばかりで1.1.5か1.2.0が、そのあたりになると思います。
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ExplorerBarPlus 1.4.5

更新内容  ダウンロード 要望のあったFirefoxのブックマークとSimpleFavPanelで、1つのフォルダだけ展開する設定追加しています。1つのフィルダだけ展開するはマウスでクリックしたときだけ有効で、キーで展開したときは1つ以上展開できます。これはTreeViewがこういう動作なんです(TVS_SINGLEEXPANDの説明)。 1つだけ展開でSimpleFavPanelで展開情報を保存しているとき、その保存された展開済みのフォルダが閉じないのも仕様です。一度マウスで閉じると、1つだけ展開するが動作します。 FirefoxでplaceのURLが展開されてないのは、いずれ対応すると思います。
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WebKitエンジン Ancia Chrome

Ancia Chromeについて  ダウンロード Ancia Chromeとは、Anciaを元に描画エンジンをWebKitにしたタブブラウザです。 組み込んでみただけで、 ・Tが入力できなかったり、ページでのキー入力が全体的におかしい ・日本語入力がへん ・エンコード指定ができない、言語がja-JPじゃない(設定してるんですが効いていない) ・アドレスバー、検索バー等、シングルスレッドでキー入力ができないものがある ・cookieが保存されない ・最新のWebKitじゃない(Chrome7相当) など問題があり、ページを表示するぐらいしか今のところ使い道がありません。サイドバーは表示できます。マルチプロセスには対応してます。 マウスジェスチャやドロップアクションまでは動作するように何とかしたいんですが、時間を見て更新予定です。 ダウンロードの圧縮形式7zipは、7-Zipで解凍できます。
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ExplorerBarPlus 1.4.4

更新内容  ダウンロード 64bit環境で、ウインドウサイズが変わらないことがある対処を行っています。ただ、Anciaで使用している場合は、今後出る1.0.1の更新を待つ必要があります。ほかに、Firefox4のお気に入りが読めない、Vista以降でTree表示をExplorerっぽくしています。 64bit環境でウインドウサイズが変わらないのは、 Controls won’t get resized once the nesting hierarchy of windows exceeds a certain depth (x64) - Decrypt my World - Site Home - MSDN Blogs が原因で、まさかこんな動作があるとは、、
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Ancia Ver1.0.0 をリリース!

更新履歴 download 今日IE9がリリースされましたが、いつまで作っていてもきりがないので、このタイミングでAnciaもVer1.0.0をリリースしました。 正式版をリリースしたので、設定フォルダなどを大きく仕様変更することはないと思います。ブログでも不具合報告やコメントいただき、今のものが出来たと思っています。コメントいただいた方ありがとうございます! 1.0.0をリリースしても、たぶん更新は今までどおりです。機能の説明に特徴を書きましたが、画像がないので、画像を付ける予定です。いつの間にか結構な機能があり、全て書かれているか自分でも謎です。
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AnciaでAutoPagerizeを使用する

更新履歴 download Ancia0.9.32が出ていますが、0.9.31からURLアクションが利用可能になっています。このURLActionでAutoPagerizeを動作させることが可能です。AutoPagerizeは、ブックマークレット xAutoPagerize を利用させてもらっています。大変便利な機能ありがとうございます。 ● AutoPagerizeの利用の仕方 1, xAutoPagerizeForAncia.js をダウンロードする xAutoPagerizeForAncia.jsをダウンロードし、Anciaのscriptフォルダに保存します。 xAutoPagerizeForAncia.jsの内容は、ブックマークレットの内容と変わっていません。複雑でないブックマークレットなら、そのままURLActionに使用できます。 2, オプション設定でURLActionの設定を行う オプション設定のURLActionの「読み込み後のアクション一覧」にURLパターン「*」、動作に「スクリプト:xAutoPagerizeForAncia.js」としてアクションを追加します(下は追加後の画像です)。 「適用」を押すと、追加したアクションが反映されます。 3, AutoPagerizeを動作させてみる Google検索での動作が分かりやすいと思います。ドロップアクションで、適当な語句をGoogle検索に渡します。 検索結果のページで、赤い部分に緑の四角が出ていればAutoPagerizeが動作しています。 あとは、ページの下へスクロールすれば、AutoPagerizeの動作が体感できるはずです。 注:IE9だと、AutoPagerizeで追加されたページにもハイライトが反映されるんですが、IE8だとうまく動いていません。これは対応可能なら対応します。IEのバージョンやページによっては、AutoPagerizeが動かないページがあるようです。 ドロップアクションで手軽に検索し、検索語句がハイライトされ、さらに検索結果のページにURLActionでAutoPagerizeが動いて、AutoPagerizeで追加ページにハイライトが反映されるといった、なんか連携した動きになってます。
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MSDNライブラリでサジェストが可能に

MSDNライブラリで、候補を取得できるURLが分かり、 開発系の検索エンジン追加 のMSDNオープンサーチのXMLファイル更新しています。追加で上書きすれば、更新されます。たぶん検索候補に対応したIEでも使えるはずです。 検索候補URLは、 http://services.social.microsoft.com/search//Data/AutoCompleteTerms?t={searchTerms}&b=Msdn&l=en-US&m=20&rf=oss10 で、最後のoss10をxml等にすれば別の形式が返ってきます。
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Ancia Ver0.9.26 アプリケーション関連付け、タブリストツールバー・サイドバー

更新履歴 download やっとアプリケーションの関連付けが可能になりました。Vista,7では、オプション設定でレジストリに登録後、「規定のブラウザ選択画面」からAnciaを選択すれば関連付けられます。Xpならレジストリに登録すれば、関連付け、削除すれば関連付け解除です。 関連付ける拡張子は、Vista,7なら選択できますが、Xpは、.html、.htm、.mhtml、mht、.shtml、ftp・http・httpsプロトコル固定で関連付けしています。余裕があれば、Xpで登録する拡張子を選択できるようにする予定です。レジストリの登録実体は、script\reserved\regApp.jsなので、中を見れば何をやっているかわかります。関連付けを行った後、もしアプリケーションを削除する場合は、レジストリからの削除を推奨します。 regApp.jsは簡易的なsetbrowser的なことも可能で、単独で使用できます。たとえばunDonutを7に登録したい場合は、 cscript.exe C:\Ancia\script\reserved\regApp.js “{‘regist’:true,‘appPath’:‘C:\app\unDonut\unDonut.exe’,‘sysVer’:7000,‘ieVer’:9000}” を管理者権限コマンドプロンプトから実行すれば、ブラウザ選択画面にunDonutを出せます。’regist’:falseで解除です。sysVerは5000(XP)、6000(Vista)、7000(Windows7)、ieVerは9000ならIE9、IE8なら8000です。appPathに登録するブラウザのフルパスを指定します(\は\にエスケープする必要あり)。 タブリストの内容をサイドバー・ツールバーに表示可能になっています。もし表示できない場合は、オプション設定のブックマーク設定・ブックマークの追加で「タブリスト」ブックマークを追加すれば表示出来るはずです。タブリストバーでまだシェブロンは出ません。
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