ウェブブラウザ開発ブログ
 
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マウスジェスチャ

Ancia0.3.8で、マウスジェスチャの代わりの機能として、Rアクション機能が使用できます。RアクションのRはrightの略です。マウスジェスチャのように右ボタンを押しながら、マウスを動かすと、任意の動作を行なえます。 Anciaでのマウスジェスチャは、他のブラウザと違い、まず、右ボタンを押しながらマウスを上、または、下、または、左、または、右へ動かすと、ボタンが表示されます(上の画像は、下へ動かしたとき)。表示されたボタン上で、右ボタンを離すことで、ボタンの処理が実行されます。ボタン表示は、ESCキー、左ボタンを押すと非表示となります。視覚的にボタンが表示される分、ステータスバーにコマンド表示されるのに比べ、操作しやすく、誤動作も少ないはずです。 下の画像は、それぞれ、上に動かしたとき、左に動かしたとき、右に動かしたときのボタンです。 上に動かしたとき左に動かしたとき右に動かしたとき左右のとき、ボタンは縦表示となり、マウスを動かす距離が少ないようにしています。 現仕様では、ボタンは、ドロップアクションと同じく、スクリプトで書く必要があります。また、ドロップアクションでは、階層構造と出来ますが、Rアクションは、階層構造に対応していません。ボタンの数に制限は設けていません。表示しきれない場合は、Pagerコントロールにより非表示のボタンを表示できます。 一番上へのスクロール、下へのスクロールで、doScroll Methodを使ってるんですが、なぜかドキュメントに書いていない、”top”と”bottom”を指定すると、上と下にスクロールできました。leftやrightがあるので、記述漏れかもしれません。
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いくつも使えるツールバー

Ancia0.3.6で、いくつも使えるツールバー対応を行ないました。検索バー/リンクバーは複数使用できます。標準ツールバーは、ボタン設定のUI作成に手間がかかるため、次回以降に対応します。 いくつも使えるツールバー機能の実装は、だいぶ前に入れました。ですが、Anciaのオプション設定がHTMLで、ツールバー追加のUI画面作成が面倒で、何とかオプション設定から追加出来るようにしたので、機能として公開しました。 リンクバーの設定で、テキスト表示やテキストの表示文字数制限を追加予定です。リンクバーの表示フォルダは、任意に変更でき、相対パスのとき、Anciaの実行ディレクトリからの相対パスとするため、実行ディレクトリにIEのお気に入りを置けば、ポータブルで使うことも可能です。 いくつも使えるツールバーの仕組みは、ExplorerBarPlusのように、いくつも使えるパネルと同じようなものです。ただ、いくつも使ってもバーの設定ファイルは複数出来ないようにしています。複数設定ファイルを作成する実装だと、起動時に読み込むファイルが増えてしまうからです。 他に、アドレス履歴の表示領域に、上への移動URLを追加しました。
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アドレス履歴の表示

Ancia0.3.5で、アドレス履歴の表示に、ホーム一覧や、履歴の削除、localhomeへの移動ボタンを追加しました。他にアドレス履歴の表示領域がもったいないので、上へ移動のURL表示も追加します。
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Internet Explorer 8 RC1での動作

Internet Explorer 8 RC1で、Anciaを動かすと、次の不具合が出ます。 サイトを表示した回数順が出ない 今日表示したページが出ない FavIconが取得されない ハイライトしている状態で、最新の状態に更新すると、ハイライトが失われる 他もあるかもしれませんが、FavIcon取得やサイトを表示した回数順など、アプリで実装して取得ですかね。FavIconは、IE側で取得する方法を見つけたんですが、、残念、、 いまはIE8対応より前に、機能の充実を図ります。
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ページのハイライト

Anciaでは、ページのハイライトをハイライトバーとしてタブ毎に持ちます。タブ毎に持っているので、タブ切り替えでハイライトボタンを押す必要ありません。バーでは、ハイライトの数が表示され、ハイライトされなければ灰色表示となるので、すぐにヒット数が分かります。 最新の状態に更新しても、ハイライトを失いません。ただ、、IE8βのころで、最新の状態に更新すると、ハイライトが失われてしまいました。ここは、IE8で最新の状態に更新する挙動が変わったのかもしれません。HTML Elementでのハイライトではなく、別の方法ではハイライトしているため、高速にハイライトします。HTML Elementだと、DOMなど更新してるはずなので、重そうです。 ハイライトバーが表示されていれば、自動的にページを読み込んだとき、ハイライトします。バーを非表示にすると、ハイライトも消えます。バーのハイライトボタンは、ドラッグ&ドロップできます。ハイライト追加のショートカットキーは、デフォルトCtrl+Hです。resource/hilite.jsonが設定ファイルです。ドロップアクションで、「全てのタブでハイライト」へドロップすると、その名のとおり、全てのハブでハイライトできます。 おそらく、前回終了のタブ保存や、タブリストの保存で、ハイライト情報も保存できそうなので、タブリスト保存でハイライトも保存するよう対応予定です。セキュリティも保存できそうです。
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json形式の設定ファイル

Anciaの設定ファイルは、resourceやsetting、タブリストなど、json形式で保存します。Anciaは、一から作成したUnicodeビルドです。なので、まず設定ファイルを、iniファイルを使わず、おもいきってUnicode形式のjsonとしました。Unicodeビルドで設定ファイルもUnicodeとすることで、設定ファイルを読み込んだ際の無駄な文字コード変換を省けます。 jsonは、iniに比べ配列やオブジェクトの表現がしやすいので、良いです。json parser、writerは自前で書いていますが、IE8のが、APIやinterfaceで公開されれば、json形式で保存するアプリが増えるかもしれません。
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OpenSearchでの検索エンジン登録

Anciaでの検索エンジン情報は、OpenSearch形式のファイルで持っています。どんな検索エンジンでもOpenSearch形式のファイルを作れば、使用できるはずです。 アプリへの検索エンジン登録は、searchフォルダに、OpenSearch形式のファイルを置くだけです。ファイル名=検索エンジン名となり、ファイル名の.icoをおけば、検索エンジンのアイコンになります。ファイル削除で、登録が消えます。ただし、アプリで削除すると、検索履歴も一緒に消してくれます。登録が単純な分、検索エンジンの順番は、ファイル名順です。 検索バーは、検索エンジンごとに検索キーワード履歴を保存するため、aguse.jpで調べたURLやgoogleで調べたキーワードが、ごっちゃになることはありません。検索バーのキーワード履歴は、ホイールクリックすると、新しいタブで検索結果を表示し、また、右クリックメニューから他のエンジンで調べることが出来ます(上の画像)。履歴は、setting\SearchHist_検索エンジンファイル名.jsonで保存します。履歴ファイルがあれば、履歴を表示・なければ表示無しです。検索バーへの検索エンジンボタンの登録は、バーのボタン設定ファイルで”btn”:[・・・,{“search”:“検索エンジンのファイル”},・・・]とします。 検索URLテンプレートは、{searchTerms}のみサポートしています。Internet Explorerと同じく、GETのみサポートです。 次の更新は、タブ上での機能割り当て辺りを、、マウスジェスチャは、、違う形で提供するかもしれません。
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